横手駒ヶ岳神社

1816年に甲斐駒ヶ岳を開山した江戸時代の行者小尾権三郎は、この地から入山したと伝えられる。
その後駒ヶ岳講の活動拠点として繁栄したこの神社では、現在も年2回、宮司を先達とした登拝登山が行われている。境内には刀利天狗・摩利支天・馬頭観音など多くの石碑や祠・霊神碑が並び、その全てに参拝することは甲斐駒ヶ岳登拝にも値すると伝えられる。開山堂には権三郎の化身とされる威力大聖不動明王が祀られ、甲斐駒ヶ岳登山道の六合目不動岩にも同様に祀られている。
祭神は大国主命で、参拝方法は一般的な神社と異なり「二礼四拍手一礼」。
春季例大祭は毎年4月20日に行われ神楽舞も奉納される。

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